「男の子って、なんでこんなことするの?」
「こんなにじっとしてないもの?」
「わんぱくというか、乱暴な気がする・・・」
「いつも息子をガミガミ怒ってしまう」
ママは女性なので、自分の子どもとはいえ「男の子」ってなかなか理解できないことがありますよね。
そんなときに男の子を育てる指標があれば、少しは安心できるのではないでしょうか。
かくいうわたしも子育て本をたくさん読んでしまうタイプ(笑)
その中でも今回はスバリ「男の子の育て方」という本を詳しくレビューしていきますね。
Contents
「男の子の育て方」諸富祥彦
わたしには2歳息子がいるのですが、子育ての参考になるかと思い読んでみました!
帯はこんな感じで書いてあります↓
「結婚できる」「就職できる」男に育てるには、乳幼児期+小学校時代の親の接し方がとても大切。
- どんなに成績がよくても男子校はオススメできない
- 「お手伝い」を必ずさせる
- 0〜6歳のラブラブ期が超重要
- 母親は家の中で身綺麗にすること
- 「ほめる子育て」から「ともに喜ぶ子育て」へ
なんで男子校ダメなのー!?偏見じゃない??と思ったりしつつ・・・
本書を読んで個人的に「へーナルホド!」と思った箇所をまとめてみましたよ( ˙꒳˙ )
お手伝いのご褒美はお金にしない
子どもがある程度大きくなったら家事を手伝って欲しい!
と思いますよね。
本書によると、お手伝いは男の子の将来を決めるほど大事なことなんだとか!!
お手伝いをさせる時、お小遣い制にする家庭も多いかと思います。
でも、お金をあげるよりもトークンエコノミーが効果的なんですって。
トークンエコノミーとは、端的に言うとポイント制にするということ。
そしてお手伝いにも細かくルールを設けるのが大事だそう。
子どもが「習い事をやめたい」と言ってきたら?
子どもが「習い事をやめたい」と言ってきたら、親としてあなたはなんて答えますか?
「そんなすぐ辞めるなんて許しません!」
「そっか・・・イヤなら仕方ないね」
わたしは本を読む前は後者だったかな、と思います。
子どもの怠け癖なのか、本気でイヤなのか・・・
親としては難しい問題です。すぐ辞めさせて何も続かない子になったらどうしよう・・・と思ったりもして。
そんな時の対応のヒントが書いてありましたよ〜!
やみくもに勉強しなさいはNG
本書では「正しい勉強習慣の身につけ方」も詳しく書かれています。
勉強するのは本人のためだけど、
「遊ぶヒマがあったら勉強しなさい!あんたのために言っているのよ!」
などと言われて子どもの自分は勉強に前向きになっただろうか(笑)
本の中では、子どもの勉強習慣がつく4つのポイントが具体的に書かれていますよ♬
ゲームとの付き合い方
今の時代、子どもと切っても切れないのがゲームとの関係。
大人でもゲームに依存してしまう人は多いですが、
まだ自分で欲求をコントロールできない子どもに正しくゲームと付き合えと言ってもなかなか難しいもの。
そんなときの付き合い方・ルール作りに関しても言及されています。
我が子がいじめられたらどうすべき?
自殺者の約7割は男性って知っていましたか?
わたしは知りませんでした・・・。
それほどまでに男の子は追い詰められると脆いということなんでしょうか。
本書では我が子がいじめられたとき、親がどう声をかけるか、学校にはどんなアクションを起こすべきか書かれています。
子ども部屋の間取りは超重要!
これは出来るだけ早い段階で読みたいトピック!
リビングと子ども部屋の配置を見直すことで勉強習慣が違ったり、コミュニケーションがしやすくなったり劇的に変化があるそうです。
あとは何歳から個室を与えるか?ということも書かれています。
ページ数はそこまで割かれていませんが、家を購入する前や、進学で定住先を決める前に知っておくと安心です。
その他の気になるトピック
盛りだくさんな中身なので、とても全てを紹介することはできませんが、
他にわたしが気になったのはこちらのトピックです↓
- 男の子とコミュニケーションをとる上で大事なこと
- 中学受験に向いている子のチェックリスト
- 私立中学を選ぶPOINT
- スポーツをやらせるなら団体?個人?
- 思春期の対応
- 性教育について
性教育に関してはさわり程度なので、別に専門書を読んだ方がベターだと思います( ˙꒳˙ )
まとめ
いかがでしたか?
なんだか気になるトピックがたくさんですよね( ⸝⸝⸝ ᐢ ᵕ ᐢ ⸝⸝⸝ )
「子育てに正解はない」なんて言いますが、困ったときや悩んだ時に優しくアドバイスしてくれる本が1冊あれば心強いですよね♡
一回読んでおしまいではなく、1年、2年と経った時に「あれはどうだったっけ?」と読み返せるのも本書の魅力。
ぜひ読んでみてくださいね〜♬
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